意識強度検測点(3):表面意識の旧慣性
元吾氏
目次
1、思考の慣性
1-1 伝統的観念の影響
1-2 世論の影響
1-3 学校教育の影響
1-4 家庭環境の影響
1-5 人生の節目に於ける変化の影響
1-6 突発的な事件の影響
2、行動反応の慣性
2-1 通常の出来事への反応パターン
2-2 予期せぬ出来事への反応モード
2-3 革新的な反応モード
2-4 絶望的な出来事への反応モード
3、感情反応の慣性
3-1 怒りモード
3-2 罪悪感と自責モード
3-3 嫉妬モード
3-4 羞恥モード
3-5 恐怖モード
3-6 不安と心配モード
3-7 劣等感と悲観モード
3-8 優越感と傲慢モード
思考の過程における個人の傾向と慣性。
思考パターンはすべて観念に関連しており、常に特定の観点や信念に従います。
以下の6項目で説明し、思考の慣性が自動意識に影響される程度をパーセンテージで表しました。
平均 約60%
国、民族、地域などの歴史から受け継がれてきた伝統的な観念は、個人の思考慣性と主観基準に広く深く影響します。
特に中国、インド、日本など歴史の長い国は影響が大きく、アメリカ・カナダなどの新しい国の影響は小さいです。
平均60-80%
現在の社会状況と世論の傾向が、新しい概念と基準を作り出します。それは人々に吸収され、既存の思考システムに統合し、新しい意識慣性になります。
しかしながら、この新しい世論は古い考え方と大差なく、更新するように見せかけているだけで、人々を拘束するという本質は変わっていません。それは社会洗脳システム(発展と進化をしているような幻想)と一体化されているのです。
これは、Tグループ*の催眠戦略の1つでもあります。既存の概念と基準に人々が耐えられない場合は、新しい概念と基準を推進し、より科学的で、より合理的で、より人道的であると宣伝します。そして社会は進歩しているという幻想を見せます。
歴史的に、Tグループ*は、人々の覚醒の傾向に合わせて「新しい基準」を更新するふりをしているのです。
他人を批評・干渉しない、モラルハラスメントをしない等、周りの人の自由意識を尊重することが対処法です。
*Tグループ:催眠システムを運営する組織
平均60%
学校は、特定の理想的な概念と行動規範を推進または提唱し、生徒がそれらを順守して実施することを奨励します。
学校で教わったものは社会に出て徐々に薄れて、コアな部分が約20〜40%ほど消化され、思考システムに吸収されます。
それだけで洗脳は十分果たされるのです。
平均20〜40% 先進国 約40%。
家族の成長環境、両親や保護者の個性と観念は、個人にある程度の影響を及ぼします。
家庭内では外の人間関係よりも密なので、お互いに干渉したり尊重しあえない場合が多いです。特に子どもに対しては躾と称し、自由意識を尊重せず干渉してしまいがちですが、これは絶対に避けたいことです。
前にも触れましたが、「躾」=「AIプログラミング」なので、洗脳教育の一環と言っても過言ではありません。
平均40-60%
仕事、結婚、出産、退職など、人生にいくつかの新しい段階があります。その時に考え方が変化し、新しい基準とプログラムを自動的に収集し、自分を武装するようになります。
実はこれらの基準のほとんどは更新されません。ただ余分なプログラムが追加されただけなので、さらに心に負担と圧力をもたらします。
平均60%
魂の成長過程において予期せぬ挫折は、人生で大きなターニングポイントになります。
予期せぬ挫折は心に衝撃を与え、これまでの固定観念や思考パターンに影響を及ぼします。 いくつかの古い観念を放棄し、状況に合ういくつかの新しい観念を探し出し、それらを補足します。
平均40%
突発的な事件が慣性に影響する率。(例えば、100個の慣性があって事件後、そのうち40個の慣性が更新された場合、40%の影響率という)
ある出来事への行動反応の慣性は、自動意識により影響されます。
具体的に、自分の観念システム(自動意識の一部)に基づいて、出来事にどのように対応すべきかの考えが慣性に影響します。基本的には合理的であり、自分の観点からは正しいと思われる対応方法です。
その影響の結果として、慣性意識が強ければ自主意識が弱くなります。
平均60-80%
以下の4項目で説明し、行動反応の慣性が自動意識に影響される程度をパーセンテージで表しました。
日常的な出来事に対して、すでに装備している反応モード。
自動意識では、A→a反応、B→b反応、、、、、というように決まったパターンがプログラミングされています。
自主意識ではプログラミングに作用されずにA→aまたはb、c、d,,,と自由に反応をすることが出来ます。
平均60-80%
突発的な予期せぬ出来事はプログラミングされておらず、どのように反応をして良いのか分からずにパニックに陥りやすいです。
自主意識が高い場合、プログラミングに依頼していないのでパニックすることはなく反応がスムーズに出来ます。
平均60%
元の観念を変えずに反応モードを変えます。本質は変わっていないのですが自分が変わったように感じ、より成熟したように感じます。
Tグループ*の催眠戦略の1つでもあり、人間の注意点を観念からずらして「行動パターン」に集中させてミスリードするのです。
この分野には多くの洗脳文書があり、さまざまなトリックや手段を使って固定観念を維持し、目標を達成するように人々に教えています。
この催眠戦略は可能な限り多くの角度から反応モードをカバーしようとしています。
この種の催眠モードは心理学の分野にも影響を及ぼします。人々は固まった概念を打ち破り、革新を発展させたと感じてしまうのですが、実は多くの催眠の手段とトリックを学んだだけで本質は変化していません。
*Tグループ:催眠システムを運営する組織
平均40%
不幸な出来事に遭遇したときに絶望状態になり、何もできずに受け入れることしかできない反応行動。この反応は自動意識の中の観念システムに属しています。
同じ出来事に対して、個々の観念システムによって反応モードが変わってきます。
例えば、大学の受験に落ちてしまったとします。もう自分はダメだと悲観する人、また来年頑張ろう!と決意する人、もしかしたら違う道があるのではないかと方向を変える人、、と様々です。これらは観念システムの慣性に影響されます。
その人にとって出来事が大きい方が、自動意識の影響は小さいです。それは影響の範囲を超えてしまうからです。
それほど深刻でないときは影響範囲内なので、大半は受動的に自動意識の反応モードが作動します。
平均30-60%
感情は平常時も自動意識によって操作される時があり、プログラムされた「持つべき」感情がパターン化されています。
この原理は、自動意識に基づいて出来事の虚偽を識別判定し、”適応”する感情を刺激します。自動意識に装備された感情パターンの他に、外部からの洗脳パターンもあります。
外部からの洗脳パターンの一例:
パターン化された様々な文書は下記のようにあなたをミスリードしています。
「相手の行動の”本当”の意味は何だと思いますか?何かが暗示されてるのではないでしょうか?実は、その相手の行動はあなたが気がついていない隠された意味があります。本当はあなたを冒涜し、境界線を超えた行動です。」
これを読んだあなたは、目が覚めたような気分となり相手に対してネガティブな感情になってしまいます。しかし実際はそれを目にしなかったら、そのことに気づくことはなく、相手に対してネガティブな感情にならないでしょう。
さらに、行動だけではなく、表情や言葉でさえ「”本当”の意味とは・・」とミスリードするのです。これらは効果的な催眠戦略であり、洗脳の一形態です。 そしてそれは時代の変化に応じて、絶えず更新され、アップグレードされています。
平均60-80%
以下8項目で説明し、感情反応の慣性が自動意識に影響される程度をパーセンテージで表しました。
最も一般的なパターンである人間の怒りは、主に自動意識によって引き起こされます。
A→aの感情、B→bの感情、、、というように、条件反射がパターン化されています。
自動意識ではAが起こった時にaという感情のスイッチがONになります。自主意識ではスイッチをONに出来ますがOFFにすることも出来るのです。また、それ以外の感情の反応も出来ます。
平均80%
ある出来事に対して、伝統的な観念と社会的基準により、適正な処理が出来なかったと思う場合、自動意識が作動し自責と罪悪の感情を引き出します。
例えば、自分の一言によって「相手を不快にさせたのではないか」という自動意識が引き金となり、自責の念にかられてしまうという訳です。
平均60%
自分が社会的平均基準を満たせていないと思うと、それらを満たすか超える人に対して嫉妬の感情を抱きやすいです。
この感情の構成は複雑ですが、刺激するのは非常に簡単で自動意識が感情操作をする中で、最も使われる方法の一つです。嫉妬の感情は陥りやすく抜けにくく、長期間安定して心の中に存在し、影響を及ぼし続けます。連鎖的なネガティブな感情を、時限爆弾のように一発で引き起こしたりもします。
平均60%
ある状況で自分が不適切に振る舞ったと自動意識で感知し気まずくなり、それが忘れられずにいつまでも恥ずかしく感じます。
また、他人が恥をかいている様子を見て自分のことのように恥ずかしさを感じるという「共感性羞恥」というものもあります。羞恥心は自信をなくし、対人関係に問題を引き起こします。
平均60%
いくつかの観念に影響を受けて、あるシーンはとても怖いはずだと思い込み事前に恐れます。そのような状態を「○○恐怖症」と名付けられることにより、さらに意識に深く刻み続け、より抜けられなくなってしまいます。
例:高所恐怖症、暗所恐怖症、閉所恐怖症、先端恐怖症、男性恐怖症、女性恐怖症など様々で、70種類はあるとされています。
これらは全て、自動意識でのプログラミングです。
平均40-60%
社会環境の影響で、不安の観念を人為的に作り、様々な不安や心配を引き起こさせます。病気、仕事、金、結婚、出産、子ども、家族、老後等、人生には心配事が次から次へと付き纏います。
仏法にも「生老病死」「四苦八苦」「愛別離苦」「怨憎会苦」など不安を定義する言葉がたくさんあり、説法をすればするほど人々を苦しみに陥れているといえます。また悪徳な宗教団体になると、それを避けるためには罪障消滅するしかない等と、多額のお布施を要求し、信者は更に人生を狂わされたりもします。
平均80%
自己評価が低い場合、自尊心も低くなります。人間は基本的に劣等感を持ちやすく、自己卑下することが多いです。完璧な人はいないので、これも自動意識で簡単にコントロールできます。常に様々な比較を通じて己の「弱点」を強化し、自信をなくし、自己否定する事によって自身を攻撃します。
劣等性・自己卑下は人間に大きな影響を及ぼします。陽気で自信を持っているように見える人も、実際、劣等感は心の中に隠されており、他人に見せません。自分自身もできる限り、それから逃げようとします。
値が約80%の場合、明らかに考え方に影響を与え、生活に支障をもたらします。
平均60-80%
劣等感と優越感は、同時に個人に影響を与える価値観のペアです。劣等感を持った時、優越感を通して心のバランスを取りたくなります。しかし両極端なので、真のバランスをとることができません。
人々は劣等感を取り除くために、自分にとって有利な他人との比較を必死に行い、少しでも自分を高みに持っていき、他人を見下げようとします。いわゆる”マウントをとる”ということです。
平均80%
(劣等感よりわずかに高い)